最近の学生レポートはコピペばかりというけど
最近の学生は大変だなと思う。
こんな記事読んだ。
ずいぶんと前から話題になっているコピペ論文とコピペ論文発見ソフト。インターネットからコピペされていないかチェックするこのソフトは今の学生には大変苦になるだろう。
そんなことをポロッと口にしてしまえば”大人”な人から「自分が若い頃は…」の常套句ではじまり「コピペで論文とは全くなってない」なんて言われてしまうかもしれない。
しかしちょっと待って欲しい。昔の学生たちはコピペをしていなかったのだろうか。
無論、インターネット、ましてパソコンが発達してない過去においてインターネットからのコピペは不可能かもしれない。だからといって彼らは何も参考にしていなかったわけではないだろう。本や新聞、学術論文を元にせっせことレポートを書いていたに違いない。
そうなった時に、今で言うコピペの作業を全くしていなかったのだろうか。昔の媒体から書き写しをしていたのではないか。もちろんちゃんと頑張って自分なりのレポートを書く人もいたであろう。しかしそんな人は現在の学生でもたくさんいる。楽をして卑怯な手段をつかっていたひともいたはずだ。
昔は手で書いていたからコピペではないと思うかもしれないが、現代においても文章が全く同じでもコピペとの断言は必ずしも出来ない。
むしろ昔の学生は文書のデータベスもなく、コピペ発見ソフトなんてものもなく仮に丸写しをしていたとしてもばれなかったのでないか。
そういった意味ではインターネットだけでなく書籍、論文の文章データと照合される現代の学生は大変である。言い回しを変えてある表現まで発見された日にはもう。